見出しと段落の練習

見出しと段落の練習

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記事公開日 2024/06/10

練習問題

問1

以下の文章を適切な見出しと段落要素を使ってマークアップしてください。

See the Pen 見出しと段落の練習1 by sumi (@mesa2a) on CodePen.

答え
<h1>人工知能の発展と未来</h1>

<h2>人工知能とは</h2>
<p>人工知能(AI)とは、人間の知的な行動を機械で実現するための技術です。AIは、機械学習、ディープラーニング、自然言語処理などの手法を用いて、大量のデータから自動的に学習し、判断や予測を行います。AIは、画像認識、音声認識、言語翻訳など、様々な分野で活用されています。</p>

<h2>AIの現状</h2>
<p>現在、AIは急速に発展しています。スマートフォンの音声アシスタント、自動運転車、医療診断システムなど、AIを活用した製品やサービスが次々と登場しています。AIは、単純な作業の自動化だけでなく、創造的な活動にも応用され始めています。例えば、AIが作曲した音楽や、AIが描いた絵画なども登場しています。</p>

<h2>AIの未来</h2>
<p>AIの未来には、大きな可能性と同時に、課題もあります。AIの発展によって、様々な分野で効率化や自動化が進み、人々の生活が便利になることが期待されます。一方で、AIによる雇用の減少や、AIの判断の公平性、透明性など、倫理的な問題も指摘されています。AIと人間が協調し、AIを適切に活用していくことが重要です。</p>

<h2>AIと人間の共生</h2>
<p>AIは人間の能力を補完し、拡張するための技術です。AIが苦手とする領域、例えば、感情の理解や、状況に応じた柔軟な判断などは、人間が担うことになるでしょう。人間はAIを適切に活用し、制御することが求められます。そのためには、AIについての正しい理解と、倫理的な判断力を身につける必要があります。</p>

<p>AIの発展は、私たちの生活や社会に大きな影響を与えています。AIの可能性を最大限に活用しつつ、AIと人間が協調し、共生していくことが、これからの時代に求められています。</p>

問2

以下の文章を強調したい部分を適切な要素でマークアップしてください。

See the Pen 見出しと段落の練習2 by sumi (@mesa2a) on CodePen.

答え
<p>HTMLを学ぶ際に<strong>重要</strong>なのは、タグの<em>意味を理解する</em>ことです。</p>

<p>タグを<em>適切に使う</em>ことで、文章の構造を明確にし、<strong>重要な部分を強調</strong>することができます。</p>

<p>単に見た目を変えるためにタグを使うのではなく、<strong>意味に合ったタグを使う</strong>ことが大切です。</p>

<p>練習を重ねることで、HTMLの書き方が自然と身につくはずです。</p>

<p><strong>諦めずに学び続ける</strong>ことが、上達への近道だと思います。</p>

問3

以下の文章を適切な要素でマークアップしてください。

See the Pen 見出しと段落の練習3 by sumi (@mesa2a) on CodePen.

答え
<h1>和歌の紹介</h1>
<p>今まで
  日本語には同じ発音でありながら、別の意味を持つ同音異義語が多くあります。厄介に思う方も多いかもしれませんが、和歌のように2つの意味を持たせて風情を出すこともできます。和歌ではこれを掛詞といいます。今回はそんな掛詞を使った和歌を紹介していきます。</p>

<h2>和歌1</h2>
<blockquote>
花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
</blockquote>
<p>この和歌は小野小町によって詠まれ、<cite>古今和歌集</cite>に収録されています。桜の花が長い雨で色あせていく様子と思い悩んでいるうちに美貌が衰えていく自身を重ねています。  「降る」と「経る」、「長雨」と「眺め(思いにふけること)」がかかっています。
</p>

<h2>和歌2</h2>
<blockquote>
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ
</blockquote>
<p>この和歌は崇徳院によって詠まれ、<cite>詞花和歌集</cite>に収録されています。岩にぶつかって2つに分かれてもまた1つに戻る川の様子に、離れ離れになった恋人と自分を重ねています。「われても」で分かれると別れる、「あはむ」で合うと逢うがかかっています。</p>

<h2>和歌3</h2>
<blockquote>
初雁の なきこそわたれ 世の中の 人の心の あきし憂ければ
</blockquote>
<p>この和歌は紀貫之によって詠まれ、<cite>古今和歌集</cite>に収録されています。初雁が秋に鳴きながら空を飛ぶ様子と世間の人に飽きられたことが悲しくて泣いている様子をかけています。
「鳴き」と「泣き」、「秋」と「飽き(失恋のこと)」がかかっています。</p>

まとめ

本記事では、マークアップの練習問題に取り組みました。見出しや段落、強調、引用要素を使った問題に挑戦し、マークアップの理解を深めることができました。以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 見出しと段落要素を適切に使い分けることで、文章の構造を明確にできる
  • 強調したい部分には、<em><strong>要素を使う
  • 引用部分には、<blockquote><q><cite>要素を使う
  • HTMLを習得するには、練習を重ねることが大切